“知っておくと便利なシャンプーの洗浄成分7つ”
■1:硫酸系
高級アルコールを主成分で、非常に強い洗浄力が特徴!そのため、頭皮や髪に必要な油分までも洗浄してしまうことも(汗)。
原価が安いため、安価なシャンプーに使われる事が多いです。
成分表のチェックワードは“ラウレス硫酸ナトリウム”、“ラウリル硫酸ナトリウム”などです。
■2:酢酸系
“酸性石鹸系界面活性剤”を主成分で、泡立ちがよく、洗浄力がやや低くなります。弱酸性で刺激性もやや低い、という特徴があります。
成分表のチェックワードは“ラウレス-3酢酸Na”、“酢酸クロルヘキシジン”などです。
■3:石鹸系
石鹸(アニオン界面活性剤の仲間)を主成分とするもので、洗浄力が高く、また生分解性が非常によいため、環境に優しいという特徴があります。
環境には優しいですが、髪と反対のアルカリ性なので、キシみがひどくなります。また洗浄成分が高いので余分に皮脂を落としてしまいます。
成分表のチェックワードは、“脂肪酸Na”、“脂肪酸K”、”石けん素地”などです。
■4:アミノ酸系
天然成分由来の弱酸性成分を主成分で、洗浄力は少し低め。髪と同じ成分なので低刺激。保湿力が高いことが特徴です。
美容室で使用しているシャンプーはこのアミノ酸シャンプーが多いです。肌にも髪にも優しく、髪の内部まで整えてくれるます。
保湿力が高いのでボリュームが出にくいい事も。コスト的にやや高めです。
成分表のチェックワードは“ラウロイルメチルアラニンナトリウム”、“ココイルグルタミン酸ナトリウム”などです。
■5:ベタイン系
天然由来成分が主成分、アミノ酸系よりも低刺激で、保湿効果も高め。洗浄力が弱く、刺激に弱い人や肌が弱い人にオススメです。傷んだ髪の修復にもよいそうです。
成分表のチェックワードは、“ココイル”、“ココアンホ”などです。
■6:グルコシド系
グルコースという糖で作られた成分です。洗浄力は弱く、低刺激で安全性が高く、泡立ちがよいのが特徴です。
洗浄力が弱いので、他の成分と合わせてシャンプーとなっていることが多いです。オススメは、アミノ酸系とのミックス!
成分表のチェックワードは、“~グルコース”、“~グルコシド”などです。
■7:たんぱく質系
シルク、コラーゲンなどのタンパク質でできた洗浄成分がメイン。非常に高価となりますが、髪との相性は最高によいものです。泡立ちはあまりよくないです。
どちらかというとトリートメント成分に近いです。デジタルパーマや縮毛矯正などの熱処理で、たんぱく変性された髪などにgood!
成分表のチェックワードは“ココイル加水コラーゲン”、“~シルク”などです。
比較的、いろんな髪に対応しやすく値段もそこそこなアミノ酸系シャンプーが使いやすいかなぁ~。
シャンプーを買うとき、裏側の成分表をチェックしてみてください!
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